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芸術のリング。

2016.08.18

多分一番有名なのは、その昔シェイクスピアがハムレットを書いて後にミレイがオフィーリアを描いたことでしょうか。また日本では、パウル・クレーの世界から谷川俊太郎が詩を生み出して(絵本的に出版され)その後なんと児童合唱曲となったという例もあり。また、パブロ・ピカソやジャン・コクトーが舞台美術(背景や衣装など)の仕事をしたことがあることは、ご存知の方も多いことでしょう。
このように芸術と呼ばれるものは時に相互に影響を及ぼしたり受けたりして、更なる新しい作品が生まれていることもしばしば。そして今日は、なんとジャンセン世界が広がったの?!という舞台を(私たちからも)ご紹介しますよ!w

こちらの舞台は、まつもと芸術館の空中劇場(フライングシアター)で公演される演目だそうです。空中劇場とは、その日その時にしか味わえない自由な舞台で、それは決まった座席でゆったり観劇というようないわゆる屋内劇場ではなく、会場は外!天候によっては中止!夕焼けや夕闇も、流れていく鳥や星だって、全てが自然の舞台装置!というwwとにかく自由奔放なもの。わくわくしますね!!!!wwおまけにこの演目の元となっている本がまた興味深いです!!...ジャンセン世界は画家自身が明かしているようにゴヤの影響も大きく受けていますし、ゴヤと言えば宮廷画家らしい作品よりも巨人やヤギや神話などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?劇場に足を運ぶ前に読むか、観劇の後で読むか、ぜひ悩んでください(笑。

さて、芸術館の広報の方に「実は今回の作品はジャンセン作品を参考に舞台美術や衣装をデザインしているんです!」と伺ったので、頂いたPOPとともに館内各所へ掲示してみました。お出かけの際はぜひご覧&お持ちくださいね。


Flying Theatre 空中劇場 『遥かなるブルレスケ~とんだ茶番劇~』
日程:2016年8月31日〜9月4日 各日17:30開演
会場:信濃毎日新聞社新松本本社建設地(屋外)
作:ベナベンテ「作り上げた利害
訳:小宮山 智津子
潤色・演出・美術:串田 和美
情報:http://www.mpac.jp/event

  • 受付でご案内
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  • 壁面掲示
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  • 仮面ワークのコーナーにも!
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