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中学生の鑑賞授業の足跡(穂高東中学校編)

2007.06.14

夕刻、先日お見えくださった穂高東中学校の松森先生が素敵なファイル(3冊も!)をお土産にご来館くださいました。右の小さめのファイルには生徒さんから館へのお便りがまとめられており、真ん中のブルーのファイルにはあの1日を丸々体感出来るものを(生徒さんのシート回答を交えながら)松森先生が作ってくださいました。そして最後の赤いファイルにはワークシートの中で生徒さんたちが率直に感じ、描いた作品が全てまとまられていました。どれもものすごく丁寧にまとめてくださっていて、松森先生や生徒さんたちの温もりと優しさに溢れていました。
真ん中のブルーのファイルは先生にもご了解いただきましたので館内で常時設置し、ご来館くださった皆様にも自由にご覧いただきたいなと思っています。
そして…最後のページには、松森先生のあとがきがありました。

私たち美術館が長い間形に出来ずにもがいているこの現状、そして学校教育の中での美術館の役割、更には私たち大人の思惑と生きた子供たちの叫び…。

時には子供たちの方が、大人たちよりも真剣にそして静かに鑑賞しています。
彼らは、私たち大人と異なり自身の存在意義にあぐらをかいていないのかも知れません。
私たちスタッフも沢山のことを考えさせられるワークショップとなりました。
お立ち寄りの際はこのファイルも是非ご一緒にご覧くださいね^-^。