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老人たち、そして子供たち
2007.05.07
現在開催中の企画展では、沢山の老人や子供たちの様々な表情やしぐさを纏めてご紹介しています。
ジャンセンの描く対象は例え子供であっても安易に明るさや純粋さだけを現したものではなく、彼らの真実を鋭く見つめています。
彼らの中にこそ私たちは自身の過去にあった子供時代の秘めた記憶を呼び戻され、また老いていく自身を並んだ老人たちの中に見つけることでしょう。
老いることを怖いと思われる方も多いとは思いますが、ジャンセンの描く老人たちを目の当たりにすると『それだけではないのではないか?』と感じていただけると思います。
今回の展示のなかで写真の通り、企画展案内ハガキに使用した作品(老人と子供)に心揺さぶられ記事を書いてくださった北里大学名誉教授のコラムも併せて展示しております。
この作品から感じられたことや想いをとても深く細かく書いてくださっていますので、ご来館の折にはこちらも是非ご一読ください。
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