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ブリューゲルとジャンセン

2009.02.14

baberunotou-thumb.jpgジャンセン氏が敬愛する画家として名前をあげているのがゴヤとブリューゲルです。
もちろん他にも様々な作品(や作家)を愛し、少なからず影響を受け自己世界に反映させていったわけですが今回はピーテル・ブリューゲルのご紹介です。



16世紀のフランドル画家であった彼の名前から、私が真っ先に思い起こすのはバベルの塔を描いたこの作品です。聖書にあるこの話しを最初に知ったとき同時に『愚かさ』というものも思い知るものですが、その愚かさは哀しみを孕んでいます。
またブリューゲルは農民のありのままの生活を題材にした作品も沢山描いており、例えば素朴でも積み重ね輝いていく…そんな彼らの暮らしのなかに美を見出した画家でもあります。そしてこの美に魅せられたのが、ハプスブルク家のルドルフ2世…といつかNHKでやってましたね。(笑)
ブリューゲルと言えば後に生まれた二人の息子も画家となっていて、更に長男の方は同姓同名なのでかなりややこしいのですが、彼の作品からジャンセン世界の視点を密かに探ることも出来ますのでウィーンに行かれた方は是非やってみてくださいね。