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今年度もシンポジウム!

2011.02.13

恒例の安曇野アートラインシンポジウムを今年も“みらい”で開催してました。
今回のテーマは彫刻。彫刻を扱う館はアートラインの中で3館(碌山美術館/安曇野市豊科近代美術館/IIDA-KAN)あり、それぞれの館の館長または推薦人がパネラーを務めて彫刻の魅力を語っていただく、というものでした。
加盟館スタッフは11時に準備のため集合し、各人の持ち場と仕事を確認するといった打合せをしてから会場設営や駐車場管理をしながら開場&開催を待ちました。…ここで毎回思うのですが、普段は他館スタッフで一緒に仕事をすることはないのにこうやって一時でも協力して創り上げていくのって、なんだか不思議な感じです。そんなこんなで私は今年も受付を担当させていただいたため、2:15をまわったあたりでようやく会場に入ることが出来ました。


終わってみると、お客様は例年よりもかなり少なかったのですがシンポジウム自体は『とても面白かった!』とか『とてもわかり易かった!』とか、沢山の方にご好評いただけていたそうで。良かったですね。
私自身も(途中からの拝聴とはいえ)酒井先生のぞうきんしぼりを例にした感性についてのお話しとか、横山さんの学芸視点の考察、それに中田館長の2種類の彫刻の話しと宇宙や神さまの話し、どれもすごく興味深くて楽しく聞かせていただいてました。
でも『何よりスゴイ☆』と個人的に感じたのは毎回シンポジウムの最後に感じてしまう(時間切れによる)尻切れとんぼ感が今回は一切無かったことで、そもそも今回の核だった『彫刻とは何で、それをどう楽しむのか』といった部分もきちんと諸先生方のお答え(お考え)を引き出して拝聴者に提示してくださっていた横山さんのコーディネート手腕でした。本当に『さすが』としか言えませんがとにかくかっこ良かった。
さて、来期はどんなテーマになるんでしょう。楽しみですね。