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小布施ッション(Obusession)

2010.04.05

ob01.jpg数日前に小布施ッション(Obusession)4/4のご案内をいただきまして、(確かにちょっと遠かったものの)昨夜私たちも参加させていただいてきました。
というのも今回のゲストはナント、六本木の森美術館館長である南條史生氏でした!(いやぁ?本当にスゴイ…。)南條氏と言えばアジアの現代美術の第一人者で、これまで多くのアジア美術の展覧会に携わっています。その多くを拝見させていただいておりましたので、何気に個人的にお会いできるチャンスがこんなところにあって嬉しい限りなのです。



obu2.jpg南條氏の中国・インドのアートシーンのレポートは非常に興味深く、私たちも美術館業界の末端にいるわけなのですが、日本のアートシーンの立ち後れを感じさせられました。経済界の台風の目となった中国のアートバブルと言って良い状況は、旧態依然とした中国アートのイメージを覆すほどの成長ぶりなのです。さらに、現代美術の最前線は、インドそして中近東へと伸びて行くようです。こちらも急発展のドバイ経済に象徴されますね。もはや日本人の美術への態度というものは、凝り固まったもののようです。なかなか回復しない日本経済の状況と、袋小路に入り込んでしまった日本の美術の状況は、実は原因は同じところにあるのかもしれませんね。しかし、この閉塞した状況を打ち破るのも美術の力に他ならないわけで、やってやるぞ?!!と、鼻息の荒くなる一夜なのでした。講演の後のパーティでは、大変おいしいお料理をいただきましたし、さらに、ちゃっかり南條さんに安曇野と当館を売り込んできたのでした。…いつかご来館くださるかも?(笑)
それにしても、小布施町の芸術に対する地道な取り組みには頭が下がります。