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新緑のはしり

2010.04.30

当地にも少しずつ緑色が増えてはいるものの、まだまだ茶色が勝っています。
けれど新しい黄緑が白樺や松などに見られてくるにつれ、朝の出勤と夕刻の退出時にお庭を眺めるのも気がつけば日課となってきていました。例えば、この黄緑色(カラマツ)は奥の常緑樹(トウヒ?)の緑色とこんなにも色が異なります。こうした柔らかい甘さを感じる色と、厳しい冬を乗り越え黒々と渋みを増した力強い色と…そんな感じに眺めてしまいますが…。
2枚目写真は下草です。腐葉土となりつつある枯れ葉の間から顔を出していますが、日当たりの良い場所ほど早いので『あそこは意外に日が当たるんだなぁ、あっちはやっぱり先なんだなぁ…』などと、ぼんやりぼんやり。
植物も、名前の由来とか姿かたちによってびっくりする発見がありますね。
昨日はジャンセン館オリジナル植物図鑑の取材もありましたが、今年も館庭は私たちにも次々に四季を見せてくれることでしょう。今からとても楽しみです。