スタッフブログ

最新の記事

カテゴリ

月別にみる

icorssRSSfeed

個別記事

豊里地区の御船

2012.09.17

昨日(宵宮)今日(本宮)で、当館のある豊里地区のお祭りが行われています。昨日の夕方にはこの御船が豊里の北側を子供達に曳かれて通りました。(法被の大人は付き添い&かけ声係です)
この御船というのはそもそも大昔はこの辺りは海だったとか、当地の祖先である安曇族が北九州からその水を辿って船で渡ってきたと言われているのと、この安曇族は海族で(本拠地が北九州)海運を司るものだったからだとか…諸説あるようですが私たち移民の知識は怪しいので、詳しくは穂高神社脇の御船会館に行ってみてください。
戻りますが、この御船の造形や装飾は地域の大工さんを中心に各地域でそれぞれ行っているようです。船の上には人形が乗っているもの、絵画になっているもの、この御船のように水神(?)の乗っているもの等々、様々な種類があります。ちょうど今年、豊科郷土博物館が地域の祭りを集めた特別展を予定していおられて安曇野中を飛び回って取材されているようなので、御船祭りも道祖神祭りも便乗して研究してみても面白そうです。