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碌山館で講演〜トーク。

2013.10.21

台風と台風の隙間に出来た高くて青い空が広がっています。なんだか…雲の流れを眺めているとのどかな気持ちになってずっと呆けていたくなってしまいます。
今日は朝から碌山美術館の守衛館をお借りして、安曇野市美術館博物館連携事業の学芸研修会が予定されていました。今日のお題は『学芸員にとって大切なこととは』です。講師には昨日の市民講座講演会に引き続き、島根県の浜田市立石正美術館で長らく学芸員を務めておられた神さんという方で、現在は別の美術館で学芸課長さんをされておられるという方でした。

ところで碌山美術館といえば、一昨日の晩が碌山館恒例の館学芸員による研究発表で伺ったばかり。今年はどんなお話しが聞けるかしら♪…と、すっかり陽が短くなって辺りが真っ暗になった頃『こんばんは』と重厚な鉄門をくぐるわけです。(羨ましいですか?一般公開されてるので誰でも参加可能ですヨv)ちなみに今年は研究発表ではなく美術講座だったようですが、個人的にはやっぱり楽しめました。

どちらも同じ会場で実施されました。でも『講演』は会場よりも(講師の)語り口が重要なのかなぁと感じました。決められた時間内で、いかに飽きさせず伝えるのか。私たちもちょうど今ギャラリートークリレーを実施していますが、飽きさせない努力をしなくてはいけないのは同じです。
そもそもGTリレーは『トークを聞いていただくことでより作家や作品の理解を深めていただこう』という『おもてなし』として、皆で形にしたものです。でも実際はそれだけではなく、様々な方々とお話しすることで結果的に職員の成長にも繋がっていた、ということが初年度から大方の意見として反省会で出ています。

いただいたヒントを1つ1つ吟味して1段ずつでもしっかり、皆で前に進めたらいいなと思いました。

  • 碌山美術館の本館裏手(10/21)
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  • 碌山美術館の美術講座(10/19)
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