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これから…

2014.01.23

秋から冬、安曇野市内ではGTリレーやら市内小中学校で実施する学校展等の共同事業が沢山あります。相互協力によって成立しているこれらの事業は、単館だけの事業以上に頭も身体も使います。頭の数が増えると想いや発想が増えますし、目的や目標も当然増えてくる。それを吐き出しあって『あぁでもなぃ…こぅでもなぃ…』と話し合うのが実行委員会の中の専門部会（学芸員チームの会議）です。GTの結果確認と反省会、パスポート事業の現状、学校展の方向決めなど、昨日13:30から始まった会議はなんと17:00をまわるまで続きました。正直辛いものがありますが、良いものにしなくては…という個々の想いが表れているんでしょうね。

少し余談ですが…この仕事を始めた頃、私の世代は近隣市町村全部でもわずかに４人だけでした。当時はベテランの学芸員さんに愛の鞭を何度も何度も頂いては涙したり怒りをおぼえたり、けれど後に感謝したりして…そんな日々が確かにありました。しかし時間はさらさらと流れて沢山の方が移動やら結婚やら再就学やら出産やら退職やら…様々な理由で去ってはその都度メンバーの顔は入れ替わっていき、今ではいつの間にか自分の世代が中心となっています。もしかしたら次に気がついた時には、周りは全て若者で自分だけが年配者なのかも知れません。素晴らしき先人の方々に頂いた熱意や力を私たちは〈今〉燃やさなくてはならず、同時に次の世代に引き継がなくてはならないのだなと、最近特に考えます。好い仲間に恵まれるかどうかは多分結局のところタイミングなのかな？とも思います。だからこそ、この幸運に感謝して今年もまた精一杯頑張らねばと思っています。

※写真、全然関係ない安曇野の風景ですm__m