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観劇報告

2016.09.08

今年の夏も暑かったですね〜!9月に入り、定休日が戻ってきました。(祝日を除く火曜は再びお休みになりますのでご注意くださいね。)さて、先日舞台を観てきましたので報告をば。演目はもちろん、先にご紹介していた『遥かなるブルレスケ~とんだ茶番劇~』です。ご招待いただけた訳ではありません(笑)が、そもそもジャンセン作品を参考にされたと伺いましたので、夏の繁忙期を頑張って乗り切ったご褒美にと個人的に(夫婦で)出かけました。公演中に撮影は出来ませんからなかなか雰囲気をお伝えし難いかとは思いますが、ちょっと書いてみますね。

劇の内容については原作に沿っていますので詳しくは読破いただくとして(笑)ざっくり書くと『あちこちで悪巧みしていた二人組の男が、ある街でこれまで同様に悪巧みをするけれど、片方の男が恋を知ってその気を無くし真っ当になろうとする。そのことで一見計画は狂ったかに見えるけれど、その街で二人が関わった周囲の人間たちが《自分が損をしない為にはどうすべきか》を考えた結果..結局悪巧みの側に加担w、本来なら悪く言われる側が正しい側となってしまい...』と進んでいきます。
ちょっと古いですが《赤信号、みんなで渡れば怖くない》ってありましたよね?。赤信号で道を渡ることは本来ルール違反なんですが、大勢がそちら側になってしまうと..と、そんな感じです。

この舞台の始まりは、両袖から出演者の8〜10人?が音楽を奏でながら出てきてステージ幕前の正面で演奏♪&舞踊でした。まさにカーニバルやマスカレードさながらの仮面をつけた人、仮面のようなお化粧、ピエロのような衣装。誰もが表情は明るく楽しげで、まさにカーニバルの世界観を体現されてました。そしてお話が進むに従って今度はコインの表裏、ことの善悪(正邪)、光と翳...そうしたマスカレードの世界観に通じていくようでした。
あとは人形をとても上手く活用されてました。移動劇場なのでステージも小さく、出演者の数も少なくしているのだと思うのですが、混み合った雰囲気を出すのにも、笑いをとる動きをするのにも活躍していた人形たち。実は、ジャンセン作品のマスクのシリーズで度々登場する黒い服のピエロも(擬人化して描かれている場合が多いのですが)人形を使っていました。演出されたKさんはそこまでご存知だったわけではないと思いますが、そんなところまで共通点があってとても驚きましたし、とっても楽しめました。最終日は途中からすごい雨になっていたかと思います。最終日にお出かけだった方おられましたでしょうか?おられましたら、今度ぜひお話し聞かせてくださいね。

  • 舞台が終わった直後の様子
    舞台が終わった直後の様子
  • 1枚200円でおもちゃの仮面買いました。館で飾ります。
    1枚200円でおもちゃの仮面買いました。館で飾ります。
  • 仮面売り場の様子(夜は色がよく見えなかった..笑)
    仮面売り場の様子(夜は色がよく見えなかった..笑)