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Je suis comme je suis..

2006.10.12

今日は新しいアートライン仲間でもあるAZUMINO ARTHILLS MUSEUMさんにおじゃましてきました。
アートヒルズさんは当館が開館した十数年前既にOPENされていらっしゃって、いつも沢山のお客様で賑わう硝子のお土産やさんでしたが、この春から館内にミュージアムも併設しエミール・ガレの四季を綴った世界を公開しておられます。花鳥風月、そして蔦のフォルムにめっぽう弱い私ですから(笑)、当然ずーっと気になっていました。
そしてサイトを拝見すると四季を合わせて感じる世界といった表記などもあり、これはいったいどんな展示なのだろうと更にワクワクしておりました。



個人的に観せていただきたかったので、一般的な受付を済ませ入館させていただきました。
流れるような色と形の硝子たち…。それは私にはさらさらと流れていくものではなく、とくんとくんと脈打ち流れるものでした。そして四季…。自然の中には私たちには決して造る事が出来ないものが沢山隠れていて、それをなんとか現そうともがく独りの作家がそこには居ました。
通り過ぎてしまえば、眼を向けなければ気がつくことも感じ取ることも不可能な小さきものたち…。
それは誰もが知った気になっていて、誰ひとり本当には理解していない存在…。
その響きにはとても触りたくなりました。(無茶な?!)

最後に、ぐるりとひとまわり館内のshopをみせていただき今日はCDなぞを購入してきました。ちょうどAmazonで注文しようとしていたCDがありまして…(笑)
Je suis comme je suis(わたしはわたし、そのまんまなの)というジャック・プレヴェールの詩でタイトルが綴られ、奈良 美智さんの挿絵(紙のナイフを持った少女の絵)が顔になったものです。

ジャンセンもガレも、ともに自然をこよなく愛しその中に神を観る作家ですね。
どうもありがとうございました♪