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Job

2009.11.29

job.jpgヨブ
ウツの地にヨブという名の潔白で正しく、神を畏れ、悪から遠ざかっていた男がいた。彼は家族にも富にも恵まれ幸福の中にあったが、『彼は自身が裕福だから信仰心が厚い』などとサタンが神(主)に言ったため主は『ならばおまえに任せよう』と仰せられ、これによりヨブは大切なものを次々に失い、しまいには体中に悪性の腫物ができて大変苦しめられることとなる。しかしそれでも彼は罪を犯すようなことを口にしなかった。そこへこれを聞いた3人の友がそれぞれの地から彼を慰めようとやって来るが、あまりのむごさに話しかけることすら出来ずに七日七夜が経ち、ついにヨブは自分の生まれた日を呪う。これをきっかけにヨブと3人の間に信仰心や神に関する議論が始まる。3人はあくまで『正しく生きている者は祝福され罪をおかした者に相応の罰があるのだから、ヨブの苦痛も自身がおかした何らかの罪が元である。罪を認め神に赦しを乞うべきだ。(因果応報)』と主張するが、ヨブは『全く思い当たるふしがない』と強く主張する。双方の主張は長い時間平行線を辿るものの、そこに主自らがヨブの心に応えヨブと長い対話をし、再び彼を認めて祝福する。そして病を取り除かれすべての持ち物を倍にして与えられたヨブは、その後の半生を長寿を全うして死ぬこととなった。
【旧約聖書:ヨブ記より】


信心深く誠実に生きていたヨブがサタンによって試されていくこの物語は『信じるものは救われる』という単純なものではなく、ヨブの妻が思わず口にしてしまった『神(またはその運命)を呪って死ぬ方がマシ』と思ってしまうであろう苦しさも多大に持っています。しかしこの劇的な物語もその痛みも、神とヨブとの長い長い対話のために『必要なもの』でした。
ヨブをテーマにした作品も、多方面で沢山発表されています。