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リルケ

2006.10.31


空には月がたちのぼった
木の枝が二叉に岐れているところに。
まるでお前たちがそこに住んでいるかのように
月はいつでも独りぽっちだ
___Gebet fur die Irren und Straflinge
(リルケ“狂人と囚人のための祈り”より抜粋)

なんだか…、ボードレールからこっち流れてます。。
私が個人的にも大好きで、もう何年も仲良くしていただいているご常連だったYさんに何年もむかし『若き詩人への手紙』をいただいたことを憶います。
リルケは…ロダンの秘書も勤めたことがあったのだそうですね。
ドイツで生まれ、イタリアやロシアを旅し、フランスの裏町で孤独な生活を送る。。そして彼も、ロダンだけではなくボードレールにも呼び覚まされた詩人です。