
『パリの憂鬱(散文詩:シャルル・ボードレール)』以来、久々の挿画集の登場です。この『リンコネットとコルタディロ』は、スペインの作家であるミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ(Miguel de Cervantes Saavedra)の作品です。セルバンテスといえば『ドンキ・ホーテ』が著名ですが、『リンコネットとコルタディロ』は彼の模範小説集に登場している中編小説で、あらすじとしては《二人の少年が偶然出会い、生涯の友として契りを交わし、驚きの組織に出合い加わっていくのだが…》といったものです。
こうした挿画集の取り組みは“どの人物・どの場面を絵にするのか”ということや“どういった作品(この場合は小説)を絵画作品とするのか”などから、画家の視点、想い、センス等を探ることにも繋がってゆきます。
作品から得たインスピレーションが次の作品を生む…。
1965年に出版されたこの挿画集は当館でも今回が全作品初公開であり、小説ストーリーとともにジャンセン絵画の魅力もお伝えしたい展覧会です。
期間:2011年3月1日(水)~同年7月4日(月)
休館:火曜(祝日・GW・8月は無休)
会場:第3展示室
料金:通常入館料のみ








